ガバナンスの歴史と当団体の昨今の発展:

当団体の歴史 の中では、‘働く理事会’から分岐し、ガバナンス理事会モデルに向けた動きが掲載されています。「ガバナンスモデルの説明」の中でも触れておりますが、ガバナンスは、理事会の指示を実行するための方向性を示し、指針(方針や目標)を維持することだとされています。このガバナンスモデルは、団体の使命を達成するための長期の成功と持続可能性を保証する基盤や構成を提供するものです。
‘働く理事会’モデルは、持続可能とは言い難いものでした。急激に変化する社会に適応するために団体を発展させようと、このモデルでは理事会員が‘管理の’役割と多くの仕事を抱えていました。当団体の複雑さが、理事会員によって行われた仕事によりさらに複雑なものとなりました。つまり、複雑で多面的な組織の中で、ガバナンスと運営責任を果たすための時間と資源を管理することは、不可能だと言えます。理事会員もボランティアのため、限られた時間の中で、それほどの量の仕事を管理することは賢明ではなく、継続も困難でした。
以前の理事会員は、徐々に改善をし対応策を考え、組織の内外両方から解決するための機会を作ることによって課題を解決しようと試みました。

  • 2014年: 特にこどものくにの設立に伴い(必要な許可要件を備え2012年に開始)特別委員会は理事会モデルの見直しを実行。理事会員のボランティアの時間内では、これ以上の仕事量の増加には対応できないと判断。ジェネラルマネージャーを含む、マネージャーらと共にガバナンスモデルに移行する決断に至る。ガバナンスモデルは実行に至ったものの、期待していたような成果は得られなかった。
  • 2019年5月:現在の理事会は、基本的な構造を見直し、このモデルをどう機能させられるかを再検討することとした。ガバナンスにおける最善方法を採用することにより非営利団体を変革する組織であるVantage Pointの支援のもと、理事会の基礎を勉強し、変革のためには何が必要かを学ぶ。
  • 2019年8月:理事会は変革の実行開始のため、アドバイザー/コンサルタントのWayne Robertを採用。
  • 2019年10月:常任エグゼクティブディレクターへの移行を成功させるため、団体構造やシステム、人事の構築のため暫定エグゼクティブディレクターとしてCatarina Merenoを採用。
  • 2020年3月:常任エグゼクティブディレクター Darius Mazeの採用をもち、暫定エグゼクティブディレクターのポジションを終了。

移行期間中は、一貫性や明確性のある構造に向け取り組み、プログラムとプロジェクトの計画と実行をより分かりやすく、豊富な内容のものへと改善しました。これまでの経験やガイダンス、当団体に近い他団体の経験を参考に、進展の妨げとなっていた根本的な問題に対処しました。
エグゼクティブディレクター(シニアマネージャー)は組織全体の管理運営を効率的に率いるため、理事会はガバナンスの問題に集中することができ、戦略や将来の方針を決める機会も得られました。それだけでなく、管理リスクや財務持続性、エグゼクティブディレクターの職務遂行能力にも目を向けることができました。
2020年、理事会は会則の見直しを開始することにより、説明責任や透明性、コミュニティー全会員の有意義な参加に対する懸念に対処しました。しかしこれは、有効性、権利、公平性のための強い方針基盤の構築を継続するための次のステップであったと気がつきました。過去のものを見直すよりも、プロセスや手順を明確に概説し、結果に重きを置いた方針を立案することにより、豊かな未来へと前進することを目指しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

改良された会則は、利害関係者に適切な組織の権利を与え、貢献するプロセスを支援することを目指したものでした。これによって、ボランティアや委員会の委任事項、生徒、職員、保護者のための組織、会員プロセスなどが明確になります。しかし教職員からは、発言権がなかったという声を受けました。それと同様に、他の利害関係者にも私たちの使命の定義、達成に役立つ明確に定義された意見交換の場がありませんでした。理事会メンバーも、組織の持続性と法的及び財政的な準拠の維持に欠かせない、主要なものから小さな課題まで、多くの決断に応じることができませんでした。エグゼクティブディレクターの雇用は、新しいシステムや方針、管理の実行を可能にし、即座に良い影響をもたらしました。エグゼクティブディレクターの最優先リストについては こちらからご覧ください。

  • 2020年11月5日会則更新臨時総会:理事会は、更新された会則が全ての利害関係者の個々の役割や責務を明確にするものと意図していましたが、残念ながらその会則は承認には至りませんでした。

理事会は、使命を達成する上で透明性を重視しており、成功と優先事項のための対策を監督し設定する戦略的計画プロセスを継続しています。私たちは、私たちの使命を果たす上で、有意義な参加、透明性、親しみやすいリーダーシップ、そして持続可能な取り組みのための要望に誘導させています。

1906年の設立以降のVJLS-JHのガバナンス発展の歴史についてご興味がございましたら、こちら をクリックし、ガバナンスの観点からの当団体の歴史についてご覧ください。