Monthly Archives: February 2021

  • コロナ禍における言語教育 バンクーバー日本語学校校長・教育部長 Mark Batt バンクーバー日本語学校では、文化的、言語的に多様なバックグラウンドを持つあらゆる年齢層の人々に日本語を学ぶ機会を提供しています。日本語の背景にある豊かな日本文化の理解・体験に繋げ、多文化・多言語学習を活かして、世界で活躍できる人材へと育成することを目指しています。 マルチリンガルである事は、ドアの鍵を持っているようなものです―コミュニケーションを取る事で、様々な価値観や考え方を持っている人々が集まる部屋に入る事が出来、多彩な人間関係を築けます。このように、多様な社会経験が得られるようになると、私たちはより広い視野で物事を見る事が出来るようになります。 言語を学ぶうえで最適な学習法は、日常生活のあらゆる場面で学習した言語と接する機会を作る事です。残念ながら、新型コロナウイルスの影響で日本語の上達にかかせない社会的交流が制限され、新たな方法、可能性を模索せざるをえなくなりました。 教師と生徒が直面する課題は、言語学習を取り巻く環境が大きく変化し、教え方や学び方を見直す必要に迫られた点で似ています。コロナとの共存を模索する日々は大変でしたが、言語教育における方法や優先順位を見直す機会を与えてくれました。 従来の教え方としては、まず単語やフレーズを学び、次にグループに分かれクラスメートと繰り返し練習するという方法が一般的でした。教師は会話練習を聞き、必要に応じて励ましや添削を行ないます。実習時間と指導時間の割合は、教師の好み関係なく、授業時間やプログラムの構成上、前者が多くを占める傾向にあります。 オンライン学習の導入に伴い、学習に必要なコンテンツを適切に提供しつつ、いかに生徒の興味・関心を引き続けるかを考える必要が出てきました。生徒はオンラインで多数のリソースにすぐにアクセスできるので、私たちはそれを活かし、エンターテイメント性があり実践的でリアルな場面での日本語のコンテンツを、例として提示することができます。例えば、YouTubeの動画コンテンツ、日本のポップカルチャーやJ-popの抜粋、さらには学校の教職員で行う寸劇なども一案として考えられます。 これはまた、動画や音声コンテンツの活用に関して、積極的な関与と言語習得を促進するためにこれまでとは違った考え方をする必要性を私たちに示しました。メソッドは数多く存在し、この記事の目的ではないため割愛しますが、先に述べたような環境変化は私たちに言語を教えるためのアプローチ法やリアルな場面の実例を提示するなどの方法を見出させました。私たちは、コロナ禍における指導環境の変化を、言語を学ぶために必要なことは何かを再評価する機会と捉え、この学びを対面式クラスでの指導においても活かしていくべきです。 特に子供たちに関しては、教室で座ってただ聞いたり繰り返したりする授業よりも、スマートフォンやiPad、デスクトップや、アプリ画面を通して教えた方が効果的なこともあります。今こそ、学校の特色であるコミュニティ内での交流の維持しつつも、デジタルデバイスを使った学習を積極的に授業で取り入れる絶好の機会ではないでしょうか。 教職員という立場からは、対面式授業の中で、できるだけ頻繁に対面で交流し日本語を学んでいく従来の方法が望ましいですが、これからは私たちも生徒の目線になり新しい技術や方法に適応することを学ばなければなりません。これらの技術を授業に応用することは、新しい生活様式に適応し前進していくために必要不可欠です。   Mark Batt バンクーバー日本語学校校長・教育部長 インタビュー記事はこちら  

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  • Language Acquisition in the Pandemic world Mark Batt, Principal-Education Division Manager At the Vancouver Japanese Language School, our goal is to provide people of all ages, from a variety of backgrounds and first languages, the opportunity to study Japanese Language and to learn about the rich Japanese culture that is embedded within it.  We aim […]

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  • In celebration of BC Heritage Week, Vancouver Japanese Language School – Japanese Hall present, On Being Yukiko: Virtual Bedtime Story read live by Jeff Chiba Stearns and Lillian Michiko Blakey. A collaborative graphic novel created by Sansei artist Lillian Michiko Blakey and Yonsei animation filmmaker Jeff Chiba Stearns, this intergenerational story is the first time […]

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