概要

VJLS-JH 理事はY2Kウィングが2000年に完成された後、カナダにおける日本文化および日系カナダ人の歴史への興味や関心という文脈のなかで、未来においてこの組織がいかに意味を持ち続け継続されていくかという問題についていろいろと考えてまいりました。 その結果、3ステージから構成されるプランを提案しました。このプランにはステージごとに目的が設定されてあります。

  • ライセンス・デイケアの創設と日本語 Immersionプリスクールの創設
  • National Historic Siteとして認定される
  • VJLS-JHとそのコミュニティーに関するストーリー・歴史をプログラムおよび空間に演出することで語る

1は2012年、『こどものくに』の創立をもって達成しました。『こどものくに』は現在認定されているデイケア25席と日本語Immersionプリスクール50席をバンクーバー近辺のファミリーに提供しており、VJLS-JHの収益を年$1.2まで伸ばすことに貢献してきてました。

2は、2019年オタワ政府よりNational Historic Site認定を得ることで達成しました。ちなみにメトロバンクーバーでこの認定を得たのは我々を含めて3か所しかありません。 結果としてさまざまなメディアから注目をあびることとなり、我々のコミュニティーのストーリーを広くシェアしてほしいとの要望が高まってきました。また、多くのOBやその家族からも連絡を頂き、それらの方々は認定を祝福してくださるとともにVJLS-JHの今後についての関心やサポートを示されております。 VJLS-JHはNational Historic Siteとして認定された上で他の新たな資金体制が適応される資格を得ます。これは我々の今後における活動を後押ししてくれる重要な要素となります。例えば、他非営利団体などと協力し、需要が高い「affordable space」を供給することともつながってきます。

Japanese Hall - National Historic Site Japanese Language School- National Historic Site

3 は2017年より理事のメンバーやコミティーのボランティアによって作業が進められております。 このステージの内容を具体化するためコミティーは日系以外の文化集団の活動や類似例を調査した結果、我々の歴史を維持するとともに、より多くの人たちに語っていく手段としてInterpretive CentreとCommunity Archivesという二つのコンセプトを用いることが最善であるという結論にいたりました。 同時に、Y2Kウィングも完成から20年の年月を経ていることもあり、修理が必要な箇所が確認されました。そこで、修復作業もプロジェクトの一部として取り入れ、この建物を未来に向けて100年維持するために必要な工事を施すことになりました。

プロジェクト・コミティー

2017~2020年にかけて、Interpretive Centreプロジェクトを率いてきたメンバーは下記の役員およびボランティアメンバーを含みます。

  • Laura Saimoto
  • Ian O’Briain
  • Les Murata
  • Pat Demens
  • Daniel Tetrault
  • Denny Enjo

Building Committeeはプロジェクトを草案し、コニュニティーとの相談を通してその内容を肉付けしてきました。その過程は、1)我々のと相応する他集団のプロジェクトをカナダ各地より抽出し、それらを研究すること、2)実際に我々のコニュニティーよりプロジェクトに関する意見やコメントを得ることなどがあり、2017年から2019年の間に、総計15回にわたって様々な関係者(Stakeholders)と意見交換を行いました。 そのような意見交換に参加された方々はディレクター、スタッフ、メンバーやサポーター、コミティー、ボランティア、コミュニティーパートナー、地域のグループなどを含みます。これらの機会を通して当初の案は徐々に煮詰められてきました。 今もなお、プロジェクトの案は途上の最中であり、予算、関係者の様々なニーズや意見、またブレーンストーミングによって得られた発想を取り入れることでプロジェクト内容は具体的な変遷を遂げました。

また、Community Archivesプロジェクトに関しては担当コミティーが立ち上げられ、貴重な記録や歴史資料、有形文化財などの保管の具体策を考え出しております。 このコミティーはの仕事は、下記のボランティアメンバーの協力を得ております。

  • Edward Leblanc
  • Naoko Kato
  • Shirin Eshghi
  • Tomoko Kıtayama
  • Keiko Kurashina

2020年、当該プロジェクトは新任エグゼクティブ・ディレクターDarius Mazeの管轄となりました。プロジェクト運営における日常業務やコミュニティとの相談などはFacilities Manager, Luke Chuangが担うこととなりました。 今後二人はBuildingコミティー、ライブラリーコミティー、アーカイブコミティーと協力しながらこのプロジェクトを率いっていきます。

目標

Interpretive Centreプロジェクトでは三つの目標を掲げております。 それらの目標は下記の通りですが、ここではプロジェクトから期待できる結果がどのように目標達成につながるかを具体的に挙げております。

  • VJLS-JHおよび日系カナダ人コミュニティに関する歴史を保存し共有する
    • 必要な修復作業を行う
    • 施設のアップデートによりアクセスと利用者の便宜を向上させる
    • 歴史を壁や建築空間をつかって演出する
    • 日系カナダ人の歴史をVJLS-JHのプログラムに取り入れる
    • 歴史ウォーキングツアーや学校グループを対象とした見学プログラムの導入
    • 日系カナダ人歴史の展示を請ける
    • コミュニティアーカイブを設立する
  • コミュニティへ参画する
    • コミュニティのプログラムをサポートしアクセスの向上
    • コミュニティパートナーへ柔軟な場所提供を実現させる
    • コミュニティメンバーの集いの場を提供する
    • 日系カナダ人の文化や歴史に関するイベント
    • 魅力的かつ刺激的な展示で現地市民や旅行者が来るようにする
    • 日系カナダ人の展示エリアとCommunity Archivesを設立
  • 経済的な持続性を実現させる
    • 個人、コミュニティパートナー、また地域のビジネスメンバーが共有する場所をつく
    • コミュニティメンバー、ローカルビジネス、また近辺の教育機関を対象とした賃貸オフィスサービスを提供する
    • 会館および5階畳部屋をイベント等に貸す

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